川越カントリークラブ

Kawagoe Country Club - 第1回日経カップ中村寅吉メモリアル開催コース

川越カントリークラブ (埼玉県東松山市) のゴルフ場。予約比較、クチコミ評価リンク、ゴルフ場ランキング、ルート検索地図、コースレート・スロープレートの難易度指標、設計者などのコースガイド。1963年(昭和38年)開場、古い歴史を持つゴルフ場で、西、中、東の3コース、27ホール。中コース・西コースは、1985年「日経カップ 中村寅吉メモリアル」開催に合わせて全面改修を行っており、池やバンカーが巧みに配置され、美観と戦略性を兼ね備える。東コースはやや距離が短く、セルフプレー可のコース。

ゴルフ場設計者

設計者 : 中村寅吉、発知朗、大竹敏郎 設計。中村寅吉プロは主に中コースを設計。発知朗は大谷光明の弟子で多くの丘陵コースを手がけた名設計家。大竹敏郎は総武都市開発設計部長であった人物。>> 中村寅吉 設計監修ゴルフ場一覧

口コミまとめ

コースメンテナンスやフェアウェイの状態は非常に良く、クラブハウスやロッカールームも清潔で快適。ストレッチスペースや練習場など施設も充実しています。スタッフの接客は親切で、特にマスタールームやキャディの対応が好評ですが、受付や一部スタッフの対応にムラがあるという指摘も見られます。アクセスは都心からも良く、送迎バスも利用できるため利便性が高い点も魅力です。

ゴルフ場予約・価格&口コミ比較


開場&歴史について

【年表】

1963年(昭和38年) 9月15日 開場 ※18ホール、6,740ヤード

1965年(昭和40年) 7月15日~17日 日本プロゴルフ選手権開催

1970年(昭和45年) 7月15日 現在の27ホールになる。

武蔵野の丘陵に息づく歴史と挑戦――川越カントリークラブの物語

埼玉県東松山市大谷。ここに川越カントリークラブが産声を上げたのは1963年9月15日。コース名は、知名度の高い川越市にあやかりつつ、実際は比企丘陵の豊かな自然に囲まれた東松山市に位置する。開発を主導したのは中村寅吉プロらで、その後総武都市開発が事業を引き継ぎ、武蔵野の丘陵地に18ホールの「山吹コース」として誕生した。この地は古代から文化が花開いた土地。コースの高台には、5世紀初頭築造の前方後円墳「雷電山古墳」が鎮座し、その墳頂には大雷神社が祀られている。大雷神社は水の神・大雷命を祀り、かつて大谷地区の水利が悪かったことから、降雨祈願や五穀豊穣を願う祭礼が盛大に行われてきた。江戸時代には江戸から力士を招いて奉納相撲が催され、「関東三大辻相撲」のひとつとして賑わった。相撲場跡やぼたもち相撲の伝承も、今も地域の記憶に残る。雷電山古墳は三千塚古墳群の盟主的存在で、全長86mの帆立貝形前方後円墳。墳丘には埴輪が巡り、5世紀の地方政権の存在を示す貴重な史跡だ。周辺にある比丘尼山横穴墓群(7世紀頃)、コース内の市ノ坪沼・薬師堂沼など、古代から中世にかけての人々の営みが息づく。開場後、1965年には日本プロゴルフ選手権が開催。1970年には9ホールを増設し27ホール体制に。西・中・東コースはそれぞれ趣が異なり、松林や杉、欅、桜など多様な樹木がセパレートし、戦略性と景観美を両立する丘陵林間コースとなった。1983年には西コースをクローズして大改造、1985年にはJPGA「第1回日経カップ・中村寅吉メモリアル」に合わせて中・西コースを全面改修。1992年には現在のクラブハウスが新設され、2003年からは乗用カートを導入、2008年には全27ホールでカートプレーが可能となり快適性が向上した。前述のコース内の高台や谷間には古墳や横穴墓の痕跡が今も残り、プレー中に古代の営みを感じることができる。また、地元では大雷神社の祭礼や古墳群を巡る歴史散策も人気で、ゴルフ場が地域文化の発信地となっている。川越カントリークラブは、古代から続く人々の祈りと暮らし、そしてゴルフへの情熱が融合した“歴史と挑戦の舞台”。時代が移り変わっても、ここには変わらぬ品格と温もり、そして悠久の物語が静かに息づいている―。

アクセス (ルート検索地図は下部)

【車】 (最寄りインターチェンジ) 関越自動車道の東松山インターチェンジから約11キロ。 【電車】 東武東上線の東松山駅、またはJR高崎線の熊谷駅。東松山駅からタクシーで約20分。熊谷駅からタクシーで約25分。※ 東松山駅東口北側ロータリーからクラブバス有り。ゴルフ場要確認。

川越カントリークラブ ランキング

川越カントリークラブ コースガイド

所在地 / 電話番号

埼玉県東松山市大字大谷4189 / 電話: 0493-39-1261

グリーン

2グリーン (ベント1、高麗1) 

ホール

27ホール PAR108

西コース 9ホール PAR36

中コース 9ホール PAR36

東コース 9ホール PAR36

コースレート
スロープレート
(難易度1 西x中 高麗G)

71.3 / 6,695ヤード-129 -バックティ

69.7 / 6,343ヤード-124 -レギュラーティ

67.0 / 5,359ヤード-118 -フロントティ

コースレート
スロープレート
(難易度2 西x中 ベント)

71.0 / 6,601ヤード-128 -バックティ

69.5 / 6,244ヤード-123 -レギュラーティ

66.7 / 5,358ヤード-115 -フロントティ

コースレート
スロープレート
(難易度3 東x西 高麗G)

70.2 / 6,502ヤード-125 -バックティ

68.4 / 6,037ヤード-120 -レギュラーティ

66.0 / 5,491ヤード-113 -フロントティ

開催トーナメント

※1973年~

◇日経カップ (1985年)

1985年-尾崎直道

その他主な大会

◇第33回日本プロゴルフ選手権 (1965年7月15日から17日)

1965年優勝者-河野光隆

名物ホール

・中コース 4番 PAR3 160ヤード (バックティ) 

美しい池越えのショートホール。 

ドラコン推奨ホール

・東コース 4番ロングホール

・西コース 9番ロングホール

・中コース 9番ロングホール 

ドライビングレンジ

280ヤード / 20打席

バンカー練習場

有り

アプローチ練習場

有り

最寄インター

関越自動車道 東松山インターチェンジ12キロ

ホームページ

川越カントリークラブのホームページ

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川越カントリークラブ 地図

川越カントリークラブ の地図。地図のプロットをクリックすると、目的地までのルート検索が可能です。また、地図を自由に操作し、ズームアップする ことでゴルフ場のコースレイトアウトの概要や航空写真も見ることができます。

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