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BRICK and WOOD CLUB － D・ミュアヘッドの難コース

千葉県市原市に位置する「ブリック＆ウッドクラブ」は、すべてのホールが“名物ホール”となりうる、個性豊かな設計が魅力のゴルフ場です。名匠デズモンド・ミュアヘッドによって設計されたこのコースは、美しさと戦略性を兼ね備え、プレーヤーの技術と感性を刺激します。全18ホールはそれぞれに特徴があり、中でも7番ホールは短めのPAR4ながら、絞られたフェアウェイとグリーン奥に配された池が、正確なショットを要求するスリリングな構成となっています。16番ホールは距離のあるPAR4で、打ち上げかつグリーンが見えないブラインドホール。フルバックティーからは約487ヤードと、千葉県内でも屈指の長さを誇り、シンプルに見えて実は非常に難易度の高いホールとして知られています (千葉県距離の長いPAR4ランキング5位のホール)。戦略眼とショット力の両方が求められ、プレーヤーにとっては大きな挑戦となるでしょう。また、17番ホールは高低差25メートルの打ち下ろしとなるPAR3で、グリーンの周囲を池が囲む景観美と視覚的プレッシャーが特徴です。ティーグラウンドからの眺望は爽快でありながら、緊張感も漂う、まさにブリック＆ウッドクラブを代表する名物ホールといえます。このように、紹介したホール以外にも、すべてのホールがそれぞれに魅力と戦略性を持っており、プレーするたびに新たな発見と手応えを味わえます。フェアウェイは全体的に幅が絞られており、適度なアップダウンが施されたレイアウトが続きます。ベント芝の1グリーンは大きく、2段・3段グリーンも配されており、アスリートゴルファーにとってはやりがいのある高難易度の設計です。とはいえ、ティーグラウンドは5つのレベルに分かれており、初心者から上級者まで、自身のレベルに合わせてプレーを楽しめる工夫もなされています。

設計者 : デズモンド・ミュアヘッド 設計。美しい景観、戦略性を兼ね備えた斬新なデザインが特徴。>> デズモンド・ミュアヘッド 設計コース一覧

創設の経緯は、バブル崩壊後の1990年代半ば、アメリカ帰りの坂征郎ら数人が「日本のゴルフクラブは何かが違う」と感じたことからプロジェクトは始まった。キャディ付きや豪華なクラブハウス、長い昼休憩といった日本独特の慣習に疑問を持ち、「自分たちの手で理想のクラブを作ろう」と決意。破綻したゼネコンが開発許可寸前まで進めていた土地を引き受け、メンバー自らが運営に深く関わるアメリカンスタイルのカントリークラブが誕生。開場は2000年(平成12年) 5月27日。設計は世界的名匠デズモンド・ミュアヘッド。彼に「ゴルフの原点に立ち返るコースを」と熱い思いをぶつけ、低予算ながらも戦略性と美しさを兼ね備えた18ホールが完成した。メンバー主体の運営は今も色濃く残り、理事会や各種委員会を通じてクラブの方針が決められている。クラブハウスでは地元の無農薬野菜が並び、養蜂やオーガニックへのこだわりも強い。ゴルフ場を核としたコミュニティには三世代が集い、子どもたちの歓声が響く。創設メンバーの想いは「人の手が入った土地を、里山にしていきたい」。ブリック＆ウッドは、ゴルフ場という枠を超え、自然と人が共生する“現代の聖地”を目指している。

千葉県 ベストコースランキング37位　(★ 1つ星コース)

千葉県 コースレート難易度ランキングベスト20

千葉県 設計家ランキング (千葉県 D・ミュアヘッド 設計コース一覧)

千葉県 外国人設計コース ゴルフ場一覧

千葉県ゴルフ場 距離の長いPAR4ホールランキング5位

(ランキング5位 -> 16番 PAR4 478ヤード)

2005年  E-Z-GO 日本のゴルフ場ランキングベスト100 (2005年-2006年)　90位

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